【例文・練習付き】似た意味の日本語の使い分け|ついに・とうとう・やっと・ようやくの意味・使い方の違い

ついに・とうとう・やっと・ようやく の違いは何ですか。

マイク
マイク

ついに」と「とうとう」と「やっと」と「ようやく」はどういう意味ですか?

リサ
リサ

ついに」と「とうとう」と「やっと」と「ようやく」の使い方はどう違いますか。

日本語では、長い時間や努力の末に物事が実現したことを表すときに「ついに」「とうとう」「やっと」「ようやく」といった表現を使います。

英語では、「ついに」も「とうとう」も「やっと」も「ようやく」も “at last, finally” などと翻訳されることがありますが、ニュアンスや使い方には違いがあります。

ここでは、それぞれの意味・性質・使い方をわかりやすく整理し、例文も紹介しています。

 

ついに」「とうとう」「やっと」「ようやく」の意味の違いを知って、しっかり使い分けましょう。

 

にほんごでは、ながい じかんや どりょくの すえに ものごとが じつげんしたことを あらわすときに「ついに」「とうとう」「やっと」「ようやく」といった ひょうげんを つかいます。

えいごでは、「ついに」も「とうとう」も「やっと」も「ようやく」も ”at last, finally” とほんやくされることが ありますが、にゅあんすや つかいかたには ちがいがあります。

ここでは、それぞれのいみ・せいしつ・つかいかたを わかりやすく せいりし、れいぶんも しょうかいしています。

 

「ついに」「とうとう」「やっと」「ようやく」の いみの ちがいを しって、 しっかり つかいわけましょう。

ついに とは

ついに」は、長い時間がかかり、待ち望んでいた大きな結果が実現した時に使います。ポジティブ・ネガティブ両方の意味で使われます。

 

「ついに」は、ながい じかんが かかり、まちのぞんでいた おおきな けっかが じつげんしたときに つかいます。ぽじてぃぶ・ねがてぃぶ りょうほうの いみで つかわれます。

「ついに」の例文

「ついに」を使った例文①

ついに 日本語能力試験に合格しました。

ついに にほんごのうりょくしけんに ごうかくしました。

ついに試験に合格した

ついに試験に合格した

「ついに」を使った例文②

ついに新しい家を建てることができました。

ついに あたらしいいえを たてることが できました。

ついに新しい家を建てることができた

ついに新しい家を建てることができた

とうとう とは

とうとう」は、長い時間がかかり、予想していたが避けられなかった結果が起きたときにつかいます。疲労や諦めなど、ネガティブなニュアンスで使われることが多いです。

「とうとう」は、ながいじかんがかかり、よそうしていたが さけられなかった けっかが おきたときに つかいます。ひろうや あきらめなど、ねがてぃぶな にゅあんすで つかわれることが おおいです。

「とうとう」の例文

「とうとう」を使った例文①

とうとうパソコンが壊れてしまいました。

とうとう ぱそこんが こわれてしまいました。

とうとうパソコンが壊れてしまった

とうとうパソコンが壊れてしまった

「とうとう」を使った例文②

とうとう雨が降り出しました。

とうとう あめが ふりだしました。

とうとう雨が降り出した

とうとう雨が降り出した

やっと とは

やっと」は、困難や努力を重ねたあとで、待ち望んでいた結果が得られたときに使います。安心や喜びの感情を伴うことが多いです。

「やっと」は、こんなんや どりょくを かさねたあとで、まちのぞんでいた けっかが えられたときに つかいます。あんしんや よろこびの かんじょうを ともなうことが おおいです。

「やっと」の例文

「やっと」を使った例文①

やっと宿題が終わりました。

やっと しゅくだいが おわりました。

やっと宿題が終わった

やっと宿題が終わった

「重要」を使った例文③

やっと家に着きました。

やっと いえに つきました。

やっと家に着いた

やっと家に着いた

ようやく とは

ようやく」は、長い時間と準備の末に、状況が落ち着き結果が得られたことを報告するときに使います。書き言葉やフォーマルな文脈でよく使われます。

「ようやく」は、ながいじかんと じゅんびのすえに、じょうきょうが おちつき けっかが えられたことを ほうこくするときに つかいます。かきことばや ふぉーまるな ぶんみゃくで よく つかわれます。

「ようやく」の例文

「ようやく」を使った例文①

ようやく会議の資料が完成しました。

ようやく かいぎの しりょうが かんせいしました。

ようやく会議の資料が完成した

ようやく会議の資料が完成した

「ようやく」を使った例文②

ようやく事件が解決しました。

ようやく じけんが かいけつしました。

ようやく事件が解決した

ようやく事件が解決した

「ついに」と「とうとう」と「やっと」と「ようやく」の違い

「ついに」と「とうとう」と「やっと」と「ようやく」の違い

「ついに」:長い時間+大きな結果(ポジティブ・ネガティブ)

10年練習して、ついにできるようになりいました。(ポジティブ)
無理を続けて、ついに倒れてしまいました。(ネガティブ)

「とうとう」:長い時間+予想していた結果(疲労、諦め)

我慢し続けた結果、とうとう限界がきてしまいました。(疲労)

「やっと」:困難や努力+望んでいた結果(安心、喜び)

3回目の挑戦で、やっと試験に合格しました。(喜び)

「ようやく」:長い時間と準備+結果(状況が落ち着いた、報告)

何年も勉強して、ようやく試験に合格しました。(状況が落ち着いた、報告)

 

練習問題(「ついに」「とうとう」「やっと」「ようやく」)

次の①~④の例文について、選択肢A~Dから最も適切なものを選びなさい。

A:努力が報われた。
B:合格したが、少し疲れた・複雑な気持ちもある。
C:合格は大きなゴールで、その瞬間がきた。
D:つらかったけど、嬉しい!達成感と安堵感。

解答例

C:合格は大きなゴールで、その瞬間がきた。

解答例

B:合格したが、少し疲れた・複雑な気持ちもある。

解答例

つらかったけど、嬉しい!達成感と安堵感。

解答例

A:努力が報われた。

練習問題(「ついに」「とうとう」「やっと」「ようやく」)

次の例文の(  )について、「ついに」「とうとう」「やっと」「ようやく」の中から自然なものを選びなさい。

※解答例の記号の意味(◎:最も自然 ○:自然 △:少し不自然 ✕:不自然)

解答例

ついに:△(少し大げさすぎる印象)
とうとう:△(疲労感がある)
やっと:◎(安心・喜び)
ようやく:○(報告)

解答例

ついに:◎(長い年月と重大な結果)
とうとう:△(ややネガティブ・疲労感がある)
やっと:△(個人的な喜びより客観性が必要なため不自然)
ようやく:○(報告)

解答例

ついに:○
とうとう:◎(悪い予感がしていて、結局そうなった)
やっと:✕
ようやく:✕

解答例

ついに:✕(少し大げさで場面に合わない)
とうとう:✕
やっと:◎(安心・喜び)
ようやく:○

解答例

ついに:✕(大げさな印象)
とうとう:✕
やっと:◎(安心、喜び)
ようやく:○

解答例

ついに:○(劇的な転換を強調したいときはOK)
とうとう:✕(ややネガティブな印象を与える)
やっと:△(内容がドラマチックなので、やや軽い印象になってしまう)
ようやく:◎

宿題(「ついに」「とうとう」「やっと」「ようやく」)

練習問題です。挑戦してみてくださいね。良かったら、答え合わせを私と一緒にしてみませんか?私はオンラインで日本語講師をしています。

①長年の研究の末、計画は(  )成功しました。


②ずっと欲しかった本が(  )手に入りました。


③ダイエットを頑張っていましたが、我慢できずに(  )ケーキを食べてしまいました。


③子どもが騒いでいましたが(  )寝てくれました。


④雨が続いていましたが、(  )晴れました。


⑤いくら待ってもバスが来ないので(  )歩いて帰ることにしました。


⑥遅くなってしまいましたが、(  )友達にプレゼントを渡せました。


⑦頑張って起きていたのに(  )寝てしまいました。

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