間(あいだ)・間に(あいだに)・うちに の違いは何ですか。

「間(あいだ)」と「間に」と「うちに」はどういう意味ですか?

「間(あいだ)」と「間に」と「うちに」の使い方はどう違いますか?
この記事では、日本語の「間」と「間に」と「うちに」の違いをわかりやすく説明します。「間」も「間に」も英語では”while”と翻訳されることがあります。
「間」と「間に」と「うちに」の意味の違いを知って、しっかり使い分けましょう。
このきじでは、にほんごの「あいだ」と 「あいだに」と 「うちに」の ちがいを わかりやすく せつめいしいます。
「あいだ」と 「あいだに」と 「うちに」の いみの ちがいを しって、 しっかり つかいわけましょう。
間(あいだ)とは
「間」は、二つのものに挟まれた部分や範囲のことです。時間について言うときは、ある範囲の一続きの時間を表し、「~の時間、ずっと…」という意味になります。
「あいだ」は、 ふたつもののに はさまれた ぶぶんや はんいのことです。じかんについて いうときは、あるはんいの ひとつづきの じかんを あらわし、「~のじかん、ずっと…」といういみになります。
「間(あいだ)」の使い方
「母が出かけている間」「私が本を読んでいる間」「テレビを見ている間」などと使います。
「ははが でかけている あいだ」「ほんを よんでいる あいだ」「てれびを みている あいだ」などと つかいます。
「間(あいだ)」の例文
母が出かけている間、(ずっと)宿題をしていました。
ははが でかけているあいだ、(ずっと)しゅくだいをしていました。

私が本を読んでいる間、母は料理をしていました。
わたしが ほんを よんでいる あいだ、ははは りょうりをしていました。

テレビを見ている間、ずっとお菓子を食べていました。
てれびを みている あいだ、ずっと おかしを たべていました。

間に(あいだに)とは
「間」は、二つのものに挟まれた部分や範囲のことです。時間について「間に」と言うときは、ある動作や状態が続いている期間に、別のことが起きることを表します。(発生・完了)
「あいだ」は、 ふたつもののに はさまれた ぶぶんや はんいのことです。じかんについて 「あいだに」 というときは、 あるどうさや じょうたいが つづいている きかんに、べつのことが おきることを あらわします。(はっせい・かんりょう)
「間に(あいだに)」の使い方
「母が出かけている間に」「本を読んでいる間に」「寝ている間に」などと使います。
「ははが でかけている あいだに」「ほんを よんでいる あいだに」「ねている あいだに」などと つかいます。
「間に(あいだに)」の例文
母が出かけている間に、宿題を終わらせました。
ははが でかけているあいだに、しゅくだいを おわらせました。

本を読んでいる間に、寝てしまいました。
ほんを よんでいる あいだに ねてしまいました。
本を読んでいる時間の中で、「寝る」という別の出来事が起きた。

寝ている間に、雨は止んでいました。
ねている あいだに あめは やんでいました。

うちに とは
「うち」は、ある一定の区域・範囲の中のことで、時間のことについて「うちに」と言うときには、以下を表します。
1.「変化が起きる前に」(チャンスがなくなるから今する)
2.「気づかないうちに」(無意識の変化)
「うちに」の使い方
「料理が冷めないうちに」「本を読んでいるうちに」「忘れないうちに」「今のうちに」などと つかいます。
「りょうりが さめない うちに」「ほんを よんでいる うちに」「わすれない うちに」「いまの うちに」
料理が冷めないうちに食べましょう。
りょうりが さめないうちに たべましょう。
チャンスがなくなるから、今する。

本を読んでいるうちに、寝てしまいました。
ほんを よんでいるうちに ねてしまいました。
気づいたら寝ていた。(無意識)

忘れないうちに、メモしておきます。
わすれない うちに、めもして おきます。

これから忙しくなるので、今のうちに休んでおいてください。
これから いそがしくなるので、いまのうちに やすんでおいてください。
チャンスがなくなるから今する。

「間」と「間に」と「うちに」の違い
「あいだ」は、「~の時間、ずっと…」という意味を表します。
私が本を読んでいる間、母は料理をしていました。(ずっと)
「間に」は、「ある動作や状態が続いている期間に、別のことが起きること」を表します。
本を読んでいる間に、寝てしまいました。(本を読んでいる時間の中で、「寝る」という別の出来事が起きた。
「うちに」は、「①変化が起きる前に」「②チャンスがなくなる前に」すると言いたいときに使います。
本を読んでいるうちに、寝てしまいました。(気づかないうちに)
「あいだ」は、「~のじかん、ずっと…」という いみを あらわします。
・わたしが ほんをよんでいる あいだ、ははは りょうりを していました。(ずっと)
「あいだに」は、「あるどうさや じょうたいが つづいている きかんに、べつのことが おきること」をあらわします。
・ほんを よんでいる あいだに、ねてしまいました。(ほんを よんでいる じかんのなかで、「ねる」という べつのできごとが おきた。
「うちに」は、「①へんかが おきるまえに」「②チャンスが なくなる まえに」する と いいたい ときに つかいます。
・ほんを よんでいるうちに、ねてしまいました。(きづかないうちに)
練習問題(あいだに or うちに)
あいだに △
うちに 〇
▶「うちに」は、ある状態の変化や機会を逃さないようなニュアンスで使います。ここでは「納豆が食べられるようになった」という能力の変化を表しており、「いる間に自然とそうなった」感じが出ます。「あいだに」だと、意図的な行動という印象になり、少し不自然です。
あいだに △
うちに 〇
▶「あいだに」は、ある時間の幅に明確な行動が行われたときに使います。掃除という完了できる具体的な行為があるため、「あいだに」が自然です。「うちに」は変化や自然な推移に合うため、この文では不適切です。
あいだに ✕
うちに 〇 スープが温かいうちに飲んでください。=スープが冷めない前に飲んでください。(今がチャンス)
▶「うちに」は、その状態が変わる前に何かをすることを表します。スープは冷めるものなので、「温かいうちに=冷める前に」飲んで、という意味になります。「あいだに」は時間の幅を意識しすぎて不自然です。
あいだに ✕
うちに 〇 雨が降らない間に帰りましょう。=雨が降る前に帰りましょう。(今がチャンス)
あいだに 〇
うちに ✕
▶「あいだに」は具体的な時間の幅で使います。この場合「3時〜4時の間に」という時間の範囲指定なので、「あいだに」が自然です。
あいだに ✕
うちに 〇 (自然に上手になる)
▶「うちに」は、繰り返しや習慣的な行動の中での変化によく使われます。この場合、「練習しているうちに=練習している間に自然と上手になる」ので、「うちに」が自然です。
あいだに 〇
うちに ✕
▶「あいだに」は、「その時間内に何かが起こった」という外的出来事に対して使われます。ここでは「留守の間に誰かが来た」という具体的な出来事なので「あいだに」が適切です。
あいだに △
うちに 〇
▶「うちに」は、「気づかないまま」という無意識のうちに起きた出来事を表す場合にも使えます。「あいだに」では意識的な行動を感じさせ、不自然になります。
あいだに ✕
うちに 〇
▶「うちに」は、「状態が変わる前に」という意味でよく使われます。「明るいうちに=暗くなる前に」という意図が伝わるため自然です。